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三つの門、一つの薬

古代の都市は門で生き、門で滅びました。門には見張りが立ちました。商人は門から入りました。敵は門を狙いました。門を通ったものが、内側の街路を支配しました。 ソロモンは門を知っていました。箴言4章で、人の体にも門があると息子に告げます。 「わが子よ、わたしの言葉に心を向けよ。わたしの言うことに耳を傾けよ。それをあなたの目から離すな。心の真ん中に保て。それを見いだす者には命となり、全身を健やかにするから...

満ち足りた人生の力

使徒パウロは、死を、いつでも自分を捕らえうる予測不能な敵とは見ていませんでした。突然の事故や不治の病におびえて生きることはありませんでした。この世を去ることを、自分の意思による選択として語りました。 ローマの獄中から手紙を書きながら、選択肢を量りました。 「わたしは、この二つのことの間で板挟みの状態です。この世を去って、キリストと共にいたいと熱望しており、この方がはるかに望ましい。だが他方、肉にと...

なぜ聖書の一言一句が重要なのか

私たちはしばしば聖書を一般的な思想の集まりとして扱います。神は概念に霊感を与え、細部は人間の書き手に任せたと考えます。しかし、聖書の書き手たちは聖書をそのようには見ていませんでした。彼らは神が一語一語、一文字一文字に霊感を与えたと信じていました。 これが全体霊感という教理です。聖霊が本文の具体的な言葉を導いたという意味です。 使徒パウロは、たった一文字から神学的な議論全体を組み立てました。ガラテヤ...

神は無に等しいものを用いて、有るものを無力にされます

わたしたちはしばしば、神に近づく前に自分を強くしようとします。神の役に立つために、蓄えや知性や健康を増やさなければならないと考えます。しかし神は別の原理で働かれます。世が無に等しいと呼ぶものを用いて、世が有ると呼ぶものを打ち壊されます。 パウロはコリントの信徒への手紙でこの仕組みを説明します。 「ところが神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者...

あなたの「ノー」は、思っている以上に大切です

ヨセフは17歳で夢を見ることができました。しかし夢を解き明かせるようになったのは、誘惑を退けた後のことでした。 夢を見ることは賜物です。解き明かすことは成熟です。 ヨセフは人生の早い時期に幻を見ました。しかし、その意味は分かりませんでした。ポティファルの妻に「ノー」と言ってから、つまり誘惑が彼を試した後で初めて、聖書は彼に夢を解き明かす力があることを記します。 「ヨセフは言った……『解き明かしは神...

目的のあるダンス

踊ることは本能です。神は喜びの表現を造られました。ただし、目的と安全が大切です。 踊り方を子供に教える必要はありません。音楽をかければ、内側の何かが自然に動きます。 ダビデも同じでした。 「ダビデは主の御前で力のかぎり踊った。」 サムエル記下 6:14 (新共同訳) 神は喜びをわたしたちの内に組み込まれました。でも、その喜びがどこへ向かうかも心にかけておられます。 表現を引き出しながら、そこから目...

老いについて、世の同意を拒む

今日、信じる者たちと世との間に見る最も大きな違いの一つは、老いについてです。体は弱り、記憶は薄れ、どうすることもできない、という思い込みです。 しかし、この思い込みを浮き彫りにする三人の際立った人物を紹介したいと思います。 イスラエルを約束の地に導いた指導者ヨシュアは、生涯の終わり近くに、神がこう言われるのを聞きました。 「あなたは年を重ねて老人になったが、占領すべき土地はまだたくさん残っている。...

恵みが真の悔い改めを生む

律法主義的な説教は圧力と脅しに頼ります。要求が従順を生むと考えています。人間の性質はその逆を示します。外からの規則は、服従よりも反抗を引き起こすことが多いのです。 心の真の変化は、神の一方的な恵みが示されることによって起こります。 「あるいは、神の憐れみがあなたを悔い改めに導くことを知らないで、その豊かな慈愛と寛容と忍耐とを軽んじるのですか。」 ローマの信徒への手紙 2:4 (新共同訳) 石の板に...

なぜ頑張るよりも安息のほうが癒やすのか

ときには、いちばん深い戦いは病そのものではありません。あなたが自分の心にかけている重圧です。 癒やされたいと強く願うあまり、頑張り始めます。十分に告白したでしょうか。正しく信じているでしょうか。十分に長く祈ったでしょうか。 そして頑張りのどこかで、安息が消えてしまいます。 しかし聖書は、必要な労苦は安息に入ることだけだと思い出させてくれます。 「だから、この安息にあずかるように努力しようではありま...

影があなたを傷つけることはありません

影には実体がありません。犬の影に噛まれることはありません。武器の影に切られることはありません。脅かすように見えても、あなたを傷つける力はありません。 多くの信じる者が、暗い谷のように感じられる試練に直面します。体の病、家庭の問題、職場の激しい重圧を経験することがあります。そのような時、敵は、あなたが閉じ込められていると信じ込ませようとします。しかし詩編の作者ダビデは、わたしたちの見方を変える約束を...

あなたはもう着いています

知らない国で長いドライブをしていると想像してください。疲れて、体はこわばり、宿を探しています。曲がる道を見落としたのではないかと心配で、何度もGPSを確認します。体の中のストレスが上がっていきます。そのとき顔を上げると、宿はすぐ隣にあります。すでに宿の前に車を止めています。到着していたのです。 すぐに体から緊張が抜けます。探すのをやめます。エンジンを切り、車を降ります。旅は終わったので、平安のうち...

聖書は「考えすぎ」について何と言っているのか

頭が止まりません。夜、横になると、思いの群れが互いにわめき合います。会話を再生します。災いを予習します。まだ存在しない問題を解決します。そして止めようとするほど、騒音は大きくなります。 聖書にはこれを指す言葉があります。正確には、二つあります。 ギリシア語の (merimnao) μεριμνάω — 「部分に分けられること」。十の方向に引き裂かれた心です。ギリシア語の (thorybazo) θ...

失敗した後も、イエスはあなたに近づいてこられます

弟子たちが何も取れなかったとき、イエスは遠くから指示を叫ばれませんでした。 岸に立っておられました。 語りかけられるほど近くに。声が届くほど近くに。 「イエスが岸に立っておられた。」 ヨハネによる福音書 21:4 (新共同訳) 失敗は後退を生みませんでした。出会いを生みました。 聖書はこのパターンを繰り返します。 「主は打ち砕かれた心に近くいまし」 詩編 34:19 (新共同訳) イエスは、良くな...