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検索語: “神のいつくしみ”

8件の記事が見つかりました

心の目を守る

使徒パウロは、エペソの信徒たちのために深い祈りをささげました。知恵と啓示との霊を受けるようにと願ったのです。そして、その霊的な知恵がどのように働くのかを、はっきりと言い表しました。それは、心の目が明るくされるときに起こる、と。 原文のギリシア語で「心」にあたる語は (ディアノイア) διάνοια — 「理解力、思い、想像」です。「明るくされる」にあたる語は (フォーティゾー) φωτίζω —...

神はわたしに失望しているのか

また、やってしまいました。そのとき真っ先に心をよぎったのは、失敗そのもののことではありませんでした。神のことでした。「きっと、神はわたしに失望しておられる」。 この一言は、信じる者なら誰しも、どこかの時点で胸の奥に抱えるものです。無神論者の堂々とした反論でもなく、神学者の議論でもありません。声に出さず、ひとりでしまい込んでおく恐れ——自分を救ってくださったその神が、今は自分を見て首を横に振っておら...

祝福する祭司

シナイ山で神が律法をお与えになるはるか前に、一人の不思議な王、そして祭司がアブラハムの前に現れました。その名をメルキゼデクといいます。アブラハムは苦しい戦いから帰る途上で、疲れ果てていました。そのアブラハムを、メルキゼデクは力づけるもの、そして祝福の言葉をもって迎えたのです。 「その時、サレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒とを持ってきた。彼はいと高き神の祭司である。彼はアブラムを祝福して言った、...

過去は恵みを縛れない

ヨセフは、何も持たずにエジプトへ入りました。自由もなく。身分もなく。自分の未来を決める権利さえありませんでした。 けれども、彼にはひとつだけ、すべてを変えるものがありました。 「主がヨセフと共におられたので、彼は幸運な者となり」創世記 39:2 (口語訳) 成功は、置かれた環境から生まれたのではありません。神が共におられることから生まれました。 神の恵みは、奴隷を家の管理者へと変え、管理者を人を導...

かすんだまなざしが、また開くとき

何も悪いことは起きていないのに、どうにも心がかすんで見える日があります。世界が暗いからではなく、内側のまなざしが疲れているからです。 聖書は、それが今に始まったことではないと語ります。堕落の前、アダムとエバの霊の目は閉じていました。彼らに見えていたのは、神のいつくしみだけでした。ところが善悪を知る木を選んだとき、その目は思わぬ方へ開かれます(創世記 3:7)。神の豊かさではなく、自分に欠けているも...

神のいつくしみからは逃げきれません

祝福を追いかけるようにして、一生を費やす人がいます。けれども、義とされた者は、その必要がありません。 「わたしの生きているかぎりは、恵みといつくしみとが、わたしを追うでしょう」 詩篇 23:6 (口語訳) ここで「追う」と訳された言葉は、のんびり後からついて来るという意味ではありません。ヘブライ語では (ラーダフ) רָדַף — 「追いかける、追跡する、追いつめる」。狩る者が獲物を追うときの言葉...

あふれて、なおあふれる恵み

パウロは、訳し切ることのできないほど豊かな言葉を一つ選びました。 (フペルペリッセウオー) ὑπερπερισσεύω — 「あふれる上に、さらにあふれる」 彼はこう書いています。 「罪の増し加わったところには、恵みもますます満ちあふれた」ローマ人への手紙 5:20 (口語訳) 恵みが罪と釣り合った、とは書かれていません。恵みが罪を埋め合わせた、とも書かれていません。恵みは、罪をすっかり覆い尽くし...

世界でいちばん古い嘘

人の痛みを、その始まりまでさかのぼってみてください。やがて一つの声が、たった一つの問いを投げかけているのが聞こえてきます。 「……ほんとうに神が言われたのですか」創世記 3:1 (口語訳) それが敵の最初の戦略でした。そして今も、その手口は変わりません。 彼はまず、罪を犯させようとするのではありません。まず、疑わせようとするのです——神の良さを、神の惜しみない心を、あなたに向けられた神の思いを。...