御国の通貨

ヨーロッパへ旅に出れば、ドルでコーヒーを一杯買うことはできません。ユーロが要ります。イギリスへ行けばポンド、インドネシアへ行けばルピアが要ります。
どの国にも、そこでしか通じない通貨があり、それがあって初めて取り引きが成り立ちます。
天の御国も同じです。御国にも通貨があります。けれどもそれは、金でも銀でも、立派な行いでもありません。御国の通貨は、信仰です。
神がそのように定められました。あなたの理屈でも、思い煩いでも、これまでの実績でも、神と取り引きすることはできません。天と取り引きする道はただ一つ、信じることです。
あなたが神に信仰を差し出すとき、あなたは御国の言葉を、その国で生まれ育った者のように話しているのです。必要なものを受け取るために、天が認める唯一の通貨を、あなたは差し出しているのです。
これは、神に善くあってくださいと説き伏せる話ではありません。神がすでにあなたのために蓄えておられる良きものを、正しい交換の手段によって受け取る、という話なのです。
代価が信仰であるときに、思い煩いで支払おうとしてはなりません。
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