聖書において、油はただの調味料ではありません。それは聖霊と、その力を指し示すしるしです。

ヤコブの手紙には、病んでいる人に油を注いで祈る場面があります。癒すのは油そのものではありません。その油が指し示している、御霊の力です。

けれども御霊は、癒すだけのお方ではありません。守ってくださるお方でもあります。聖書はこう語ります。

「あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された聖霊の証印をおされたのである」 エペソ人への手紙 1:13 (口語訳)

ここで用いられている語は (スフラギゾー) σφραγίζω — 「証印を押す、封印する」です。ローマ時代、巻物や墓に押された封印を思い浮かべてください。あの証印には、二つの意味がありました。

  1. 所有: これは王のものである。
  2. 守り: この封印を破る者は、死をもって償う。

証印は、中にあるものを盗みから、細工から、傷から守ります。あなたは神によって証印を押された者です。神の所有であるという印が、あなたの上にあります。

危うい時を歩むとき、思い出してください。あなたはむき出しに放り出されてはいません。王の証印の下にいます。敵はあなたの上にある聖霊の印を見て、そこには手を出せないことを知るのです。

あなたはただ守られているのではありません。証印を押された者なのです。