世の中は英雄であふれています。映画の英雄、漫画の英雄、世間が持ち上げる英雄。
けれども、その英雄たちはみな、どこかで距離を保っています。
近づけば、欠けが見えてきます。
近づけば、あの台座は崩れていきます。

イエスは違います。

主は弟子たちと、昼も夜も共に過ごされました。
共に食べ、
共に歩き、
すぐそばで身を横たえられました。

近づけば近づくほど、その麗しさは増していったのです。

「わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。」
ヨハネによる福音書 1:14 (口語訳)

多くの英雄は、遠くからの称賛を求めます。
イエスが求めておられるのは、間近で結ばれる交わりです。

多くの英雄は、自分の弱さを隠します。
イエスには、隠すべき弱さがありませんでした。

多くの英雄は、群衆を好みます。
イエスが愛されるのは一人ひとりです。ひとつの声、ひとつの物語、ひとつの心に、ていねいに向き合ってくださいます。

画面越しに手を伸ばす必要はありません。台座を見上げる必要もありません。
そばにいるために、何かで主を感心させる必要もないのです。

イエスは、あなたが御声を聞けるほど近くに来てくださり、あなたの重荷を負えるほど近くにいてくださる英雄です。