月は光らない

私たちはいつも、自分の手で「良さ」を作り出そうとします。歯を食いしばり、力をふりしぼって、世の中に自分の一番いい姿を見せようとするのです。
聖書は教会を月にたとえます。天文学の言葉で言えば、月は光っていません。宇宙に浮かぶ岩のかたまりが、自分で火を起こし、光を生み出せるはずもないのです。月はただ、太陽の光を映しているだけです。
あなたもまったく同じしくみの中に置かれています。あなた自身の内に、もともと霊的な光があるわけではありません。あなたに現れる善さも、忍耐も、真実も、そのすべてはまっすぐイエスから来ています。
光を生み出しているのがあなたでない以上、その手柄を自分のものにすることもできません。この事実が、宗教的にうまくやってみせなければという重圧を、そっと取り去ってくれます。
光を出そうとして自分を燃やし尽くす必要はありません。ただ、神の光があなたに当たり、そのまま映るのを許すだけでよいのです。
あなたは光を作る者ではなく、光を映す者です。ですから、安心して休んでいてよいのです。
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